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やる気がしない、と思い込んでいると・・・

 

やる気がしないというときは、誰にでもあることです。

 

なんだかダルい例えば、朝起きたばかりのときに、
「あ〜、ダルくてやる気しない・・・」
なんて言っちゃうことありますよね?

 

私は、この人間として自然なことを「やる気がしない」と
勘違いしていたおかげで、自分自身を精神的に追い詰めて
いたのです。

 

つまり、自爆していたんですね。

 

勘違いしたままでいると、「やる気がしない」と自己暗示を
かけていることになるので、本当にやる気が出なくなり、
仕事や生活に支障が出てしまいます。

 

これって、人生ですごく損をしていることになります。

 

朝起きたときに、ダルくてやる気が出ないのは当たり前、
ということを知れば、気持ちが楽になります。

 

そうすれば、「やる気がしない」という自己暗示をかけなくて済むので、
悪循環から抜け出すことができます。悪循環から抜け出した私は、こうなりました。

 

勘違いの正体とは?


誰だって朝起きたばかりのときは、調子が上がるまでに時間がかかります。
脳が完全に目覚めていないからです。

 

脳が完全に目覚めていない理由は、寝起きだからと
思い込んでいますが、実は、もう一つ理由があります。

 

それは、時計遺伝子です。

 

私たちの体には、遺伝子というものが必ずありますが、
この、時計遺伝子なるものも誰にでもあります。

 

時計遺伝子は、私達の体に多大な影響を与えています。
例えば、ダイエット。

 

深夜の2時から3時の間は、脂肪の吸収率の高さはピークに達します。
「夜中に食べると太る」というのは、これが理由です。
逆に、脂肪の吸収率が低い時間帯のピークは、午後2時から3時の間です。

 

この脂肪の吸収率をコントロールしているのは、時計遺伝子です。

 

では、「やる気」と時計遺伝子は、どのように関係しているのか。

 

時計遺伝子は、午前10時ごろから、徐々にアドレナリンを分泌し始めます。
そして、正午から午後1時の間に、アドレナリンの分泌量はピークに達します。

 

アドレナリンとは、脳内で分泌されるホルモンの一種で、興奮物質です。
この、アドレナリンが分泌されることで脳が覚醒し、やる気が湧いてくる
というわけです。

 

つまり、朝起きて「あー、なんだかダルくて、やる気がしない・・・」
なんて思うのは、アドレナリンが分泌される前だからです。

 

時計遺伝子は、アドレナリンを決まった時間帯に分泌するようにも、
体をコントロールしているのです。

 

それを「やる気が出ない」と勘違いしているのです。
脳が完全に目覚めて、やる気が出るようになるには、
しばらくの時間が必要です。

 

そのことを理解せずに、「やる気が出ない」と思い込んでいると、
自分自身にネガティブな暗示をかけていることになります。
さらに、このとき強引にやる気を出そうとすると、
「努力逆転の法則」が働いてしまいます。

 

すると、調子が上がることなく、ずっと「やる気が出ない」ままに
なってしまうのです。

 

また、時間遺伝子がアドレナリンを分泌し始める時間帯と、
ピークに達する時間帯は、誰でも同じだということも分かっています。

 

しかし、生活リズムが狂うと、 時間遺伝子との誤差が生じてしまいますので、
そのことによって、あなた本来の力が発揮できない、ということになってしまいます。

 

「やる気が出ない」と思い込む前に、「どうして、そうなのか?」という
理由を理解すことが、充実した生活を送るためのカギなのです。

 

さらに、やる気を引き出す方法とは?
今こそ、自分を変えるとき!自己実現への第一歩。

 



 

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